地方で暮らし、働くことは生活面でも経営効率の面でも合理的、今後大きなシフトへ

直近では三菱UFJ銀行、一律の賃上げ廃止

70歳まで雇用継続するために45歳でリストラ等


マイナビ新入社員のアンケートによると定年まで同じ会社に働くは2割であった


田舎から都市に出て働き中央で立身出世するというイメージは明治国家作った近代化のための物語であり昭和の時代までは機能したが平成で崩壊し、令和では完全に時代遅れになった


田舎から都市に出て働くことを疑い、田舎に住むことに合理性を見いだす必要があるのではないか


2000年代に入り里山へ移り住む若い世代が徐々に増え、むしろ「田舎の田舎」のほうが、若い人に好まれるという傾向がある


移住者たちは都会のような利便性や働き口を求めず、暮らしの安心や、子供に生きる力を身につけさせてくれる環境を求めている


企業においても交通と通信のインフラ整備が進んだ現代の日本において、もはやどこに拠点を置くかということはあまり関係がない。

その一方で、働き方改革やワークライフバランスの重視から、職住近接、生活と生産の場の近接が求められるようになってきている。

その結果、人として生きやすい場所、人間らしい暮らしができて生活に適した田舎のほうが、生産する場としても合理的な場所になりつつある。

誰もがめざす東京は地価が高く、効率の悪い場所だ

一方で地方は無駄な競争がなく、豊富な資源が安価で手に入るため、経営効率に優れた場所と言える

合理的・戦略的に考えれば、東京に本社・本部機能や一軍人材を集める理由は乏しく、地方を活用したほうが経営効率ははるかに高まり、研究開発などのパフォーマンスも良くなるはずだ