アフターコロナ時代の田舎暮らし【5】「仕事は在宅勤務」が推奨されました。三密が発生しやすい都市で住む働くことを疑い、田舎に移住して仕事をすることに合理性を見いだす必要。また利便性を求めず、子供に生きる力を身につけさせてくれる環境が求められています

直近では三菱UFJ銀行、8000人の人員削減

一律の賃上げ廃止

70歳まで雇用継続するために45歳でリストラ等


マイナビ新入社員のアンケートによると定年まで同じ会社に働くは2割であった


田舎から都市に出て働き中央で立身出世するというイメージは明治国家作った近代化のための物語


昭和の時代までは機能したが平成で崩壊し、令和では完全に時代遅れになった


三密が発生しやすい都市に出て住む働くことを疑い、田舎で仕事をする暮らすことに合理性を見いだす必要があるのではないか


2000年代に入り里山へ移り住む若い世代が徐々に増え、むしろ「田舎の田舎」のほうが、若い人に好まれるという傾向がある


移住者たちは都会のような利便性や働き口を求めず、暮らしの安心や、子供に生きる力を身につけさせてくれる環境を求めている


企業においても交通と通信のインフラ整備が進んだ現代の日本において、もはやどこに拠点を置くかということはあまり関係がない


コロナ感染防止のためテレワークが進んだので、職住近接、生活と生産の場の近接、三密が少ない地域が求められるようになってきている


その結果、人として生きやすい場所、人間らしい暮らしができて生活に適した田舎のほうが、生産する場としても合理的な場所になりつつある


誰もがめざす東京は地価が高く、効率の悪く、三密が発生しやすい場所だ


一方で地方は無駄な競争がなく、豊富な資源が安価で手に入るため、経営効率に優れた場所と言える


三密が発生しやすい東京に本社・本部機能や人材を集める理由は乏しく、地方を活用したほうが経営効率ははるかに高まるはずだ