分断を生むエジソン、北野唯我さんの本の紹介です
人生が100年近く続く。そんななか、壮大な暇つぶしに堪えるものを、人々は常に探している。例えば、趣味、非営利な活動、労働などである。
こうした変化を見据えて、企業はどのように人々を幸福にすべきか。
商品やサービスには2つの種類がある。
1つは「ペイン(Pain)型」と呼ばれ、本質的に面倒だと感じるもの、コスト、苦痛を取り除くものである。もう1つは、「ゲイン(Gain)型」であり、そのサービス自体が楽しく、面白いものである。
これまでは、ペイン型のサービスが幅を利かせてきた「支配力の時代」。これからは、個々人の価値を大きくしてくれるゲイン型のサービスが力を増す「影響力の時代」
ペインを究極に減らせたとしても、それだけで人が幸福になるわけではない。そこに必要とされるのは価値の広がり。
ペインを取り除くサービスは、人々を支配する。しかし時代は、支配力から影響力の時代へと移り変わっていく。
人生という長い暇つぶしの中で、人は自分を主人公とする、唯一無二の物語を紡ぐために生きていく。そのために必要なのがゲイン型のサービスである。
現代では、誰もが自らの影響力や文脈を使って値段をつけられる。例えば日本を代表するコンサルタントの1時間は、経営者にとっては価値が高い。だが、多くの若者はそれほどの価値を実感しないだろう。その価値の認識が、社会の分断を大きくしている。
田舎暮らしや別荘は暇つぶしには最適であり、個々人の価値観を広げることができ、影響力
の拡大をとおして年収のアップにもつながります
保険適用外の受注が多い歯医者さん
健康診断が多いお医者さん
天然素材の化粧品を販売する会社さん
業績拡大
他人に雇われない自営業者が効果が一番大きいですが、サラリーマンでもこれからは影響力が必要になってくる時代かもしれません